ペギー・スー〈4〉魔法にかけられた動物園 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
待望の文庫第4弾!痛快度ますますパワーアップ
砂の恋人セバスチャンの魔法をとくため、世界一きれいな水の湖がある町にやってきたペギーたち。しかしそこは、まるで奇妙な怪物たちの動物園。宇宙から呼び寄せた動物たちが反乱し、ついに町を乗っ取りはじめる?!
内容(「BOOK」データベースより)
ついに悪のお化けを滅ぼしたペギーは、砂の魔法をかけられた恋人セバスチャンを救うため、世界一きれいな水の街アクアリアにやってきた。しかしそこはまるで、奇妙な怪物たちの動物園。巨大な蛇、石を噴く宇宙クジラ、家を焼くドラゴン、生きた携帯電話…宇宙からやってきた彼らは、どうやら地球征服を狙っているらしい!?ペギーと相棒・青い犬の新たな対決がはじまる!待望の文庫第四弾。
愛人(ラマン) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
18歳でわたしは年老いた―。あの青年と出会ったのは、靄にけむる暑い光のなか、メコン河の渡し船のうえだった。すべてが、死ぬほどの欲情と悦楽の物語が、そのときからはじまった…。仏領インドシナを舞台に、15歳のときの、金持の中国人青年との最初の性愛経験を語った自伝的作品。センセーションをまきおこし、フランスで150万部のベストセラー。J・J・アノー監督による映画化。
レ・ミゼラブル〈上〉 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ひときれのパンを盗んだために,19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの物語.19世紀前半のフランス社会に生きる人々の群像を描く大パノラマ『レ・ミゼラブル』の少年少女版.
内容(「BOOK」データベースより)
ひときれのパンを盗んだために、19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの波瀾に満ちた生涯を描く。19世紀前半の激動の時代に生きる人びとの群像を描く大パノラマ『レ・ミゼラブル』の少年少女版。中学以上。
眼球譚(初稿) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
一九二八年にオーシュ卿という匿名で地下出版されたバタイユの最初の小説。本書は、著者が後に新版として改稿したものと比べて全篇にわたって夥しい異同がある。サド以来の傑作と言われるエロティシズム文学として、「球体幻想」を主軸に描き上げた衝撃作であり、二十世紀の文学史上、最も重要な異端文学のひとつとして評価され続けている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バタイユ,ジョルジュ
1897‐1962年。フランスの作家、思想家。古文書学校を卒業後、国立図書館などに務める。「ドキュマン」誌や「クリティーク」誌で思想運動を展開しながら、『無神学大全』三部作や『呪われた部分』『エロチシズム』など多くの著書によって西欧思想を根本的に問い直し、二十世紀の最重要思想家の一人と評される
生田 耕作
1924‐94年。京大文学部卒。京大名誉教授、フランス文学者。ブルトンやバタイユ、セリーヌやマンディアルグなど「異端」の文学を精力的に翻訳・紹介する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新ジュスティーヌ (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
身も心も美徳に捧げ、美徳のために生きようとしたがために、悲惨な出来事に次次と遭遇し、不幸な結末をむかえる美少女ジュスティーヌ。悪徳に生きた姉ジュリエットの物語と対をなすこのジュスティーヌの物語には、三つの異本が存在するが、本書はその最後の稿にあたり、決定版ともいえるものである。より客観的な手法で、人間の根源的残酷さを描き尽し、思想の深まりを示すサド後期の傑作。
地底旅行 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
鉱物学の世界的権威リデンブロック教授は、十六世紀アイスランドの錬金術師が残した謎の古文書に導かれ、死火山の噴火口から地球の中心部を目ざす地底世界の大冒険旅行に出発した。地球創成期からの謎を秘めた人跡未踏の内部世界。現代SFの父といわれるジュール・ヴェルヌの驚異的な想像力が縦横に描き出した不滅の傑作。南村喬之 画
名医ポポタムの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈3〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
カバのお医者ポポタムは、「患者が死んでからこそが私の出番」と、自ら発明した糊やポンプを駆使して大活躍…アフリカにパリにと桁外れの治療活動が展開する破天荒な表題作の他に、人里で暮らすことになった鬼の運命を描く現代の寓話「人食い鬼の話」など三篇を収録。小学校中級以上。
内容(「MARC」データベースより)
カバの医者ポポタムは「患者が死んでからこそが私の出番」と、自ら発明した糊やポンプを駆使して大活躍…。桁外れの治療活動が展開する表題作の他、「アザラシの子の話」「オオヘビとバクの話」「人食い鬼の話」を収録。再刊。
玉座への道 絹の女帝 第三部 (文庫)
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内容(「BOOK」データベースより)
妖艶な女シャーマン、ヤルパの身体の虜となってしまった五防。忽然と姿を消したウマラを想いながらも、ヤルパのもとを去ることができずにいた。一方、トルファンでは、突厥人に誘拐された翠月を取り戻すべく、端光が必死に策をめぐらせていた―。次の皇位を狙う武照、はなればなれになった恋人たち、そして歴史をも揺るがす仏教三派和平の行く末は…。西域ファンタジイ『絹の女帝』三部作、息もつかせぬ、完結篇。
O嬢の物語 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
恋人のルネによってロワッシイの館に囚われの身となった「O嬢」は、複数の男たちによって鞭打たれ、鎖に繋がれ、次々と辱めを受け弄ばれる。その背徳の日々の中で「O嬢」は、隷属し男の所有物となることへの歓びと幸福に、しだいに目覚めてゆく。エロスの極限と反社会的表現で物議をかもした異端の書を、倒錯文学の巨人・千草忠夫が畏敬の念を込めて翻訳。表題作他一編収録。
抄訳版 失われた時を求めて〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
第三篇『ゲルマンとの方』、第四篇『ソドムとゴモラ』より。マルハナバチに言い寄る蘭の花のように、ソドムの男たちは姿を現す。物語全体の流れがストレートにわかり、各断章の小説的味わいも堪能できる。
内容(「BOOK」データベースより)
語り手の一家はパリのゲルマント公爵邸の一角に引っ越し、それがきっかけとなって上流貴族の世界が開かれる。社交界の人々の生態と心理が皮肉に描かれ、貴族のなかの貴族、シャルリュス男爵を取り巻く同性愛の世界が徐々に姿を現す。そんな折、語り手の祖母がこの世を去る。だが、語り手が祖母の死を本当に知ったのは、無意志的記憶によってだった。