殺人交叉点 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
十年前に起きた二重殺人は、単純な事件だったと誰もが信じていました。殺人犯となったボブを熱愛していたルユール夫人でさえ、何も疑わなかったのです。しかし、真犯人は、私なのです。時効寸前に明らかになる驚愕の真相。’72年の本改稿版でフランス・ミステリ批評家賞を受賞した表題作に、ブラックで奇妙な味わいの「連鎖反応」を併録。
内容(「BOOK」データベースより)
十年前に起きた二重殺人事件は、きわめて単純な事件だったと誰もが信じていました。殺人犯となったボブをあれほど愛していたユール夫人でさえ疑うことがなかったのです。しかし、真犯人は私なのです。時効寸前に明らかになる驚愕の真相。’72年の本改稿版でフランス・ミステリ批評家賞を受賞した表題作にブラックで奇妙な味わいの「連鎖反応」を併録。ミステリ・ファン必読の書。
テレーズ・ラカン〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
湿っぽく薄汚れたパリの裏街。活気のない単調な日々の暮しに満足しきっている夫と義母。テレーズにとって息のつまるような毎日だが、逃れる術とてなかった。だが彼女の血にひそむ情熱の炎はそのはけ口を見出せぬまま、ますます暗い輝きを増してゆくのだった。そうしたある日、はじめて出会った夫の友人ローランにテレーズのまなざしは燃える。
内容(「MARC」データベースより)
19世紀のパリ。病弱な夫カミーユと、それを溺愛する夫の母親と暮らすテレーズ。カミーユの看病係として愛のない結婚生活を送るテレーズは、カミーユの幼友達と激しい恋に落ちる。カミーユさえいなければ…。
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
夜間飛行 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
冷厳な態度で郵便飛行事業の完成をめざす支配人リヴィエールと、パタゴニアのサイクロンと格闘する飛行士ファビアン、それぞれの一夜を追いながら、緊迫した雰囲気のなかで夜間の郵便飛行開拓時代の叙事詩的神話を描いた本書は、『星の王子さま』とならんで、サン=テグジュペリの名を世界中に知らしめた代表作である。南米ブエノス・アイレスの地に、主人公と同様、郵便飛行の支配人として赴任していた時期に執筆され、1931年度のフェミナ賞に輝いた。
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
海底二万里 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
一八六六年に、ある奇妙な事件があった。《動く暗礁》が、つぎつぎと海難事故を引き起こしていたのだ。パリ科学博物館のアロナックス教授は、究明のため太平洋に向かったが、彼を待ち受けていたのは、反逆者ネモ船長指揮する潜水艦ノーチラス号だった!その行く手には、神秘と驚異の大海洋が待ち受けていた。不朽の名作。南村喬之 画
三銃士 (上巻) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
十七世紀、ルイ十三世の治世。青年剣士ダルタニャンとアトス、ポルトス、アラミスの三銃士がパリを舞台に縦横無尽の大活躍! デュマの奔放な想像力が生み出した、波乱万丈の冒険物語。
赤髯王の呪い (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
1948年ロンドン。エチエンヌは故郷アルザス在住の兄から届いた手紙に驚愕する。ある晩、兄が密室状態の物置小屋の中を窓から覗いてみると、16年前“赤髯王ごっこ”をしたために呪いで刺殺されたドイツ人の少女エヴァの姿があったというのだ。エチエンヌは友人から紹介された犯罪学者ツイスト博士に、当時の状況を語り始めるが…。『第四の扉』刊行以前に私家版として発表された幻のツイスト博士シリーズ第1作。アルザス=ロレーヌ作家協会賞受賞作。ほかに、短篇「死者は真夜中に踊る」「ローレライの呼び声」「コニャック殺人事件」収録。
内容(「MARC」データベースより)
1948年ロンドン。エチエンヌの兄が見たという“赤髯王ごっこ”をしたために呪いで刺殺されたドイツ人少女とは…。私家版として発表された幻のツイスト博士シリーズ第1作。他にシリーズ短篇3作を併録。
プチ・ニコラ〈5〉ジョアシャンのなやみ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ジョアシャンがゆううつな顔をして教室にはいってきた…どうしたんだろう?先生や大人たちをもまきこんでニコラと仲間たちが笑いのうずをまきおこす。小学上級以上向。
ペギー・スー(3) 幸福を運ぶ魔法の蝶 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
通称“魔女”のおばあちゃんの住む不思議な村にやってきたペギー・スー。そこには四百年も生きた巨大な蝶が舞い、世界一の幸せを運んでくるという伝説があった。しかし最近、雲に潜む何者かの攻撃で蝶が弱り果て、村には不幸つづきらしい。村を救う旅に出たペギーは、幸福の蝶を追って空から地底の隠れ家へ―。次々と現れる敵に、ペギー&青い犬が大奮闘!そしてついに、お化けとの最終戦争も!?スペクタクルな第三弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブリュソロ,セルジュ
1951年パリ生まれ。SF、ファンタジー、推理、冒険、歴史などありとあらゆるジャンルで小説を書きこなし、フランスのスティーヴン・キングと称されるほど本国では大御所の作家。著作は過去140作近くにのぼり、ベストセラー作品は数知れない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
オペラ座の怪人 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
夜ごと華麗な舞台が繰り広げられるオペラ座。だが、その地下では全く別のドラマが進行していた。幽霊騒ぎを端緒に、続発する奇怪な出来事。恋い慕う歌姫を追って事件に巻き込まれたシャニイ子爵の運命は? 人外境と化したオペラ座の奈落の闇にひそむ幽霊とは何ものなのか? 『黄色い部屋の謎』と並び称される、ルルーの代表的傑作!
子どもを食べる大きな木の話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈2〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
子どもを食べて肥え太ったブナの大木と木こりが死闘を演じる表題作、誇り高いカタツムリの波乱にみちた生活を描く「大きなカタツムリの話」、ヘビが手足をなくしたてんまつをつぶさに語る「ヘビの子の話」などなど、たぐいまれなお話集の第二巻には、とことん自在に物語の世界を広げる傑作五篇が大集合。小学校中級以上。
内容(「MARC」データベースより)
子どもを食べて肥え太ったブナの大木と木こりが死闘を演じる表題作ほか、「大きなカタツムリの話」「ヘビの子の話」など、全5篇を収録。たぐいまれなお話集第2弾。再刊。